えごま油(しそ油)とは、サルビア、ハッカ、シソなどと同様に、シソ科に属する植物で、そのなかでも最もシソに似ています。
原産地は、インド、中国といわれていますが、定かではなく、東アジア、東南アジア、南アジアで広く栽培されています。
日本でも縄文前期から栽培されており、蕎麦とともに最も古い作物です。
5500年前の貝塚から、エゴマの花粉が出土していたりもしています。 |
えごま油に含まれる成分は、人間が体内で作ることのできない必須脂肪酸です。
必須脂肪酸は、 体内でEPA・DHAという脂肪酸に変換され、健康維持に大切な役割を果たします。
えごま油に含まれるαリノレン酸は、体内で代謝され、その一部がEPA、DHAに変換されます。 |
|
|
|
エゴマ油は、和え物や 味噌汁に入れたり、手作りドレッシング、マヨネーズ、あるいはそのまま冷奴にかけたりして、美味しくお召し上がり頂けます。
油料理全般にご利用頂けますが、熱に弱く酸化し易い性質をもっておりますので、ドレッシングなどの生食用に、より適しています。
αリノレン酸の不足分をエゴマ油(しそ油)で補うとして、個人差はありますが、一日あたり約5gから10gをお摂り頂くことをおすすめします。
小さじ一杯が約5gとなります。
|
|
|