くこは中国で広く産出されており、漢方薬としての役割も大きい果実です。
日本産のクコの実よりも、中国産のものの方が薬効が大きいといわれています。
中国では伝統的に、かすみ目、虚弱体質、精力減退、めまい、咳などに用いられてきました。 |
クコの実には、大量のβカロテンが含まれています。
そのβカロテンは極めて活発な状態で、体内での即効性があるといわれています。
また、アミノ酸も豊富で、その他ビタミン類B1、B2、C、ニコチン酸、多糖類等が含まれます。
さらに最近の報告によると、くこの実には抗酸化作用だけではなく、コラーゲンの合成を促進する作用もあるという結果が出ています。 |
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そのままお茶請け等としてお召し上がり頂くことはもちろん、煮込み料理や温かいデザートに加えて頂くと、味に複雑な陰影が出て、ワンランク上の仕上がりになることも。
また、 水にもどして、お粥に入れたり、お酒に漬けたりしても、味わい深く召し上がれます。
また、カレーに添えられるサフランライスの中に、レーズンの代わりに、もしくはレーズンと半量ずつクコの実を混ぜ込んでも、アクセントになって美味しく召し上がれます。
中国のビジネスマンに人気があるのが、菊花とクコの実のブレンド茶。
菊花のお茶も、中国では目にやさしい
お茶として古来愛飲されています。
5gくらいずつに熱湯を注いでしばらくして召し上がってみて下さい。 |
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